Ｄ３

作成者　静岡県静岡市司書教諭　塩谷京子

Ｄ３　さまざまな情報手段での伝え方を学ぶ

①　教育出版5年下「日本語について考えよう」

時数	関連指導項目	学習活動	指導の手立て
１・２		（１）「日本語を考える」を読み、共感する部分を話し合う。（２）「日本語を考える」を読み、筆者の考えをまとめる。 ① 説明文の全体の構成を考える。 ② 三つの例のそれぞれの構成を考える。・ A君の質問とA君の質問に対する筆者の考えを表にまとめる。（３）三つの例の部分の筆者の考えと、まとめの部分の筆者の考えを整理する。	・説明文の読解として扱う。
３		（４）自分の考えをまとめる。 ① 三つの例を読んだ感想や意見をノートに書く。 ② 発表しあう
４		（５）経験を出し合う。 ①　日本語（新聞記事）について興味のあることをメモ書きする。
４	Ｂ３テーマ設定の仕方	（６）調べることを決める。 ① 新聞のなかの言葉からどのような内容を調べるのかを決める。 ② グループを作る。	・テーマの見本が教科書に書いてあるので、そこから、考えても構わない。
５６７	Ｃ２集めた情報の中から必要な材料を選ぶＣ２全体の構成を考えレイアウトや目次を作成する	（７）情報を集める、情報を整理してまとめる。 ① 集めた情報の整理の仕方を知る。 ② 集めた情報を分類し、タイトルをつける。 ③ 項目ごと表に整理する。 ④ 整理した結果、わかったことを書く。 ⑤ 感想を書く。	■情報の整理の仕方は、教科書では扱っていないので、司書教諭とＴＴで授業をすると効果的である。今回は、資料をたくさん集めるので、整理の仕方をしらないと、新聞が散らかり必要なものを取り出せなくなる。 →ワークシート＜１＞参照
８９ 10 11	Ｄ３伝え方を学ぶ	（８）発表方法を考える。 ① 発表の仕方を考える。 ② 発表の流れを考える。 ③ 発表の資料を作る。 ④ 発表の分担を考える。 ⑤ 進行メモを作る。発表の練習をする。	→資料１（発表の準備）を参照するとよい。
12		（９）発表会を行う。 ① 友達の考えを聞きながら、メモを取る。・発表者が調べてわかったことを聞き取る。・その結果、思ったことや考えたことを聞き取る。・　自分の調べたことや、自分の考えと照らし合わせる。
13 14		(10)友達の発表を聞き、自分の調べたことや考えたことを照らし合わせ、日本語の特長について考える。 ① 気づいたことやよかったことを話し合う。 ② 発表会のメモをもとに、自分が調べたことと、友達が調べたことを関係付け、自分の考えを整理する。（構成メモを作る） ③　構成メモをもとに、簡単な文章にまとめる。

Ｄ２　発表の手順学び、課題に適した発表の方法を選ぶ　ワークシート＜１＞

■集めた情報を分類し、タイトルをつけよう。

メンバーの名前
調べたいこと（テーマ）
テーマを選んだ理由
調べたこと（箇条書きで書く）
わかったこと（箇条書きで書く）
まとめ

Ｄ２　資料１　発表の準備　　　　　　出典　「教育出版5年上Ｐ６０」

１　発表用の資料を作る

　①　自分たちの発表内容を短くまとめたプリント

　②　資料（いろいろな見出し）をコピーしたプリント

２　発表の流れを考える

　①　テーマを選んだ理由

　②　資料の説明

　　　・出典

　　　・見出しの表現上の特徴

　　　・おもしろい発見

　　　・むずかしい言葉や専門用語について

　　　・わかったこと

③ まとめ

　・自分たちの感想や意見

３　時間配分を考える

４　発表の分担をする

　　・進行役

　　・資料説明役

　　・解説役　　など

５　進行メモを作り、発表の練習をする